2019年11月22日金曜日

幸多からんことを




季節が巡り巡って、今日は最高気温も一桁 。
冬がもうすぐそこまでやって来ている、という気配をじわじわと感じます。
今週末は雨予報。山茶花梅雨になるのでしょうか。


---


去年の冬は、友人夫妻のマタニティ家族写真を撮らせてもらいました。
撮った写真からは二人の想い合う愛が滲み出ていて。
生まれてくる小さな命を楽しみにしていることが伝わってきました。
そんな二人の、人生の節目となるような時期に記念写真撮影を任せてもらえたことが
とても嬉しくて、胸が熱くなりました。
お子さんが大きくなったら、また同じ場所で撮らせてもらえたら良いな、
なんて思います。

その時の写真を見返していたら、
わたしはやっぱり人を撮ることを好きなんだな、と強く思いました。


---


これからもっと冬めいてきて、季節は移り変わってゆくでしょう。
そんなめぐる季節の中で、私は誰かの今を写して行きたいです。



2018年1月20日土曜日

わたしのお日さま



去年の5月、山手線でちいさな女の子が「どーぞっ」と席を譲ってくれた。
少し体調が優れなかったので、優しいなあ、ありがたいなあ、と感謝した。

その少し後にわたしの隣が空いて、女の子も座った。
一緒に30分くらい。にらめっこをしたりおしゃべりをして新宿まで。
ほっぺたを手で引張り大きなくりくりの瞳の下の裏瞼を見せながら、白目を披露してくれた。
とても色白で髪の毛も優しい茶色。ピンク色のリュックサック。
これから家族とお友達と一緒に食べ放題のレストランに行くんだよって楽しそうに教えてくれた。

わたしの名前を教えたら、ルビーみたいだね、と言って「目もルビーみたい」と笑いながら「髪の毛も服も手も全部ルビーになるよ!」と続けた。
わたしの名前も珍しいけれど、彼女も珍しくて美しい名前をもっていた。
一緒にいたお母さんが名前の由来を教えてくれて、それがとても素敵だったので、泣きそうになった。
(弱っているとちょっとした事で涙腺が緩んで涙が溢れそうになるので危険だ。)

新大久保を過ぎたあたりでお母さんとお兄ちゃんと一緒に手を繋いで、降りるスタンバイ。
扉が開いた瞬間、降りようとしていたわたしの手も繋いでくれた。
びっくりして嬉しくて、笑いながら降車した。

ホームでバイバイ、と言って別れた。